鑑定をしていると、やはり前世やそれ以前からご縁がある人同士が問題になっているケースというのも散見します。そんなの今世で生きていく上で皆意識はしないでしょうし、それこそ知ったとしてもあまりピンと来ない事でしょう。忙しい日常に追われてそれどころではないでしょう。ですから、単に興味本位で誰と誰が前世で・・・といったことをお調べすることはありません。あくまで、現実に症状・障害が出ていてそれを調べていくうちにわかってきたことをどうするか・・・という時に避けては通れない場合に。それを遡って調べていくことになります。
目に見える現実世界をベースに皆生きているでしょうし、私も重点比率が霊的世界の方になるたけならないように心がけています。つながりや仕組みはわかってしまうのだけれど、それをお伝えしたところで”理解し続けることが出来ないならば”言わずに他の方法を考えます。見える世界と見えない世界は連動しているということは、例えば感情や考え一つとっても(喜びや悲しみや向上心や執着が発せられた時に見えるもの)追跡するとやはり出元はわかります。
過去にも未来にもそれがそう動いている時は、その根拠がどこにつながるかな・・・と普通に考えます。
だから、怨念といったよろしくない感情が実在しているのも幾度も見てきましたし、それを否定はできませんので、正確には把握します。けれどそれをお伝えするかしないかは別問題。知って蓋を開けない方が良いことだってあるのです。